トヨタ博物館は，近くにあるのに今まで行ったことがありませんでした。長久手市，愛知万博のあったモリコロパークの近くにあります。クルマやバイクで行けば30分足らずで行けます。

　けち臭い話ですが，入館料1,000円がちょっとしたネックになっていました。ところがシルバー料金500円というのを今日知りました。65歳からシルバー，わたしはちょうど65歳です。これが大きなドライブになりました。

　行ってみてびっくり！　これは十分1,000円の価値があります。クルマ好きならこれ以上の料金を払っても惜しくはないと思います。

　自動車の誕生から現代までのメモリアルカーがずらりと並んでいます。トヨタはもちろん，ダイムラー・ベンツ，メッサーシュミット，ポルシェ，フォード，キャデラック，ベントレーなどなど。

　特に圧巻だったのはアメリカの自動車時代を席巻したキャデラック，リンカーン，フォードなどの高級車です。とにかくでかい！　古き良き時代のアメリカ自動車社会の圧倒的な勢いが匂ってきます。

　日本車では観音開きのクラウンがいちばんでしょうか。トヨタ2000GTやマツダコスモ，いすゞベレットなどの高性能スポーツカーのほか，スバル360やミゼットもありました。

　これだけの車を集めるのにいくらかかったのだろうというのは下司の発想でしょうが，トヨタの財力でもって初めてなせる技かもしれません。

　今日は午後から予定があったので１時間ちょっとしか時間がとれませんでした。とてもそれだけで見尽くすことはできません。近いうちにまた行かなければならなくなりそうです。