9/27(日)逢妻女川から恵那,多治見へ

逢妻女川彼岸花群生地

 彼岸花を探しに出かけました。お彼岸の中日からもう4日も過ぎているので流石に彼岸花は元気だろうと思いました。目指すのは豊田市宮上町の逢妻女川です。

 ところが現状はまだまだ,ほとんどがツボミのままでした。

 ここはずいぶん以前から彼岸花を育成しています。一昨年行ったときには「200万本の群生」とあり,300万本を目指すと景気のいい案内がありました。一昨年行ったのはちょうどお彼岸のころ,その写真と比べると今年との違いが一目瞭然です。

 

1か所だけ

 わずかにかたまって咲いているところがありました。堤防の荒れ道に乗り入れるのは怖かったのですが思い切って寄せてみました。左側の川の法面はほとんど咲いていません。

 昨年も一週間ほど遅れて咲いたのを覚えています。ここのところの夏の暑さが影響しているのでしょうか。今年は昨年にもまして遅いような気がします。

 

ローアングルから彼岸花と

 やや逆光気味になってしまいましたが,おもしろい構図で撮れました。やっぱり彼岸花は群生していてなんぼの花です。

 

おばあちゃん市・山岡

 大きさ日本一の木製の水車は道の駅「おばあちゃん市・山岡」にあります。天気が良かったのでたくさんの人で賑わっていました。バイクもいっぱいで駐輪場に収まっていませんでした。

 おばあちゃん市から県道20号に下りる手前にすごく橋脚の長い(つまり高い)橋があります。真ん中で止めて写真を撮ってみたいのですが,・・・。できませんね,危険だし他車のひんしゅくを買うことが明らかなので。

 

県道66号

 岐阜県道66号は国道19号線と国道363号線のほぼ真ん中を並行して走る快走路です。2本の国道が街をつないで走っているのに対して,県道は山間を走り抜けます。路面は極上で広い道幅と適度なワインディングは楽しいクルージングを約束します。木々のなかを走り抜ける爽やか感もなんともいえません。

 道の駅「土岐美濃焼街道 どんぶり会館」はどんぶりを伏せたような建物が目を引き,一見して分かります。道を挟んで向かいにある施設も絵になります。何の施設か知りません(焼き物関係?)。教会のようなヨーロッパ風の建物とムダに広い化粧タイルの庭が特徴です。このタイル自体が何らかのアピールのようです。

 

多治見の修道院

 マップルで修道院があるのを発見しました。正式名称は「神言修道会多治見修道院」。マップルには日本で2つしかない男子修道院とありました。ちょうど日曜礼拝の最中だったので中にはいるのは遠慮しました。

 外を散歩すると,その敷地の広大さに驚きました。特にぶどう園がたいへん広い。この広さとエキゾチックな建物が日本とは思えない異空間を作り出しています。中に入ってしまうとまわりの「日本」はまったく見えません。中世ヨーロッパにタイムワープした気分になります。

 バイクを止めたのがちょうどマリア様の前でした。

 

永保寺

 虎渓山永保寺に来たのは2度目です。庭園が見事なお寺です。国宝の観音堂も素晴らしいには違いありませんが,その手の知識のない私にはいまいちピンときません。それより池を中心とした庭園ですね。本堂前にイチョウの大木があるのもインパクトがあります。

「イチョウが色づくのはいつ頃ですか」

 御朱印をいただくときに聞いてみました。

「12月の下旬頃です,20日か25日頃」

「そんなにおそいんですか。カエデより遅いんですか?」

「モミジが終わってから,イチョウが色づくよ」

 わたしの暦だと”イチョウの黄→カエデの赤”の順ですが,和尚さんは逆です。なんか勘違いしてるんじゃないかなあと思いながらも,ここ多治見では特別な季節風が吹くのかもしれません。

<追記>池の鯉がやけに元気でした。たくさんいる鯉のうち全部が飛び跳ねたり,猛スピードで泳いだりしていました。何か気が狂ったようで,やっぱりここは特別な気に支配されているのかもしれません。