1/5(火)尾張四観音

 近年恒例になった,尾張四観音めぐりツーリングです。ここ3,4年は四観音をめぐるのを初ツーリングとしています。今年は,笠寺観音→荒子観音→甚目寺観音→龍泉寺観音の順にまわりました。

 四観音は,徳川家康が名古屋城築城に際し,鬼門を守る鎮護寺として定めたとされています。

 

笠寺観音

 笠寺観音では,神仏が”集合住宅”にお住いになっているのにびっくりしました。ガラス窓越しに覗いて手を合わせます。小学校の教室を覗いているような雰囲気です。ありがたみが減るわけではないでしょうが・・・,格子形状のサッシは仏閣には似つかわしくないと思いました。

 

荒子観音

 天気予報は晴れ,最高気温が11℃の予想でした。今日しかないと判断して出発しましたが,予報に裏切られました。正午ごろに沿道で見たデジタル温度計は6℃を表示していました。その後もお天道様はまったく顔を出しませんでした。

 

甚目寺観音

 もうひとつ,がっかりしたこと。御朱印が直筆でなかったことです。4箇寺中3箇寺が「書き置き」の御朱印でした。ここ,甚目寺観音だけが直筆でした。世間を席巻したウィルスの影響は計り知れません。しかし,どんなことがあってもぶれない。お寺って,そういう姿勢が大事だと思います。甚目寺観音に,一票!

 

龍泉寺観音

 御朱印が書き置きになってしまったのは,コロナの影響かと思って龍泉寺で聞いてみました。

「そうですね。3が日からずっとこう(書き置き)させていただいています」

 去年は目の前できちんと書いていただいたことを思い出していました。と同時に,お寺までコロナに負けてしまったのかと情けない思いにもなりました。

 

伊吹山が見えた

 龍泉寺の鐘撞堂からの遠景です。名古屋市街の向こうに雪をかぶった伊吹山が見えました。薄く雲がかかっているので写真ではわかりにくいのですが,中央よりわずかに左,白く見えるのが伊吹山です。