11/13(土)永源寺・多賀大社

 バイク6台で行ってきました。永源寺は東近江市にある臨済宗永源寺派の大本山です。

 ほんとうは7台の予定でした。ところが,集合場所長島PAで待っていると,A女史がバイクトラブルの連絡。

「彼女なら,あとで絶対に追いついてくるよ」と全員が信じて疑いません。ということで,心置きなく出発しました。

 

永源寺

 永源寺は臨済宗永源寺派の大本山です。ここの紅葉はよく手入れされていて,特に赤の美しさが際立ちます。何年か前,ちょうど真っ盛りに出会えてその鮮やかさに感動しました。それ以来たびたび訪れています。

 おでんが目当てじゃないかと思われる向きもあるかもしれませんが,少なくともわたしはそうではありません。

 ただ,今日の紅葉は盛りのちょっと手前でした。タイミングを合わせて訪れるのはここに限らずどこの紅葉も難しい。来週末がいちばんの見頃かもしれません。その分(?),ゆるキャラの「かえでちゃん」が色を添えてくれました。

 入り口の出店では例によって,おでんを注文。わたしは玉子,ダイコン,赤コンニャクの3セットを選択しました。赤コンニャクは近江の名産なんだそうです。

「味が違うの?」と帰ってから妻に聞かれました。

寸刻の間に味を思い出します。

「いっしょ」

 

多賀大社

 多賀大社は長々とした参道がありません。伊勢神宮,熱田神宮,明治神宮と並み居る大社はたいてい長い参道をもっていますが,多賀大社は鳥居をくぐったらすぐ境内です。大きな社に限って言えばほかにはないような気がしますが,どうでしょうか。

 

さて,A女史は,ここに至っても現れません。

「いや油断できない。彼女のことだから,ずっと付かず離れずでついてきているかもしれんよ」

「先回してたりして・・・」

 

 まだまだ油断できません。

 鳥居をくぐってすぐに太鼓橋があります。「太閤橋」とも呼ばれることがあるように秀吉が病気平癒のために奉納建築した橋と伝わっています。

 それにしてもこの橋,なんでこんな急坂なのでしょうか。上るときはほとんど苦もなく登れますが,下りるとなると結構ビビります。でも,こんなユーモアセンスは大好きですね。

 立て札には,

   1 雪,雨の日に登ること

   2 飲酒をして登ること

   3 下駄,ハイヒールで登ること

  を控えるようにと注意書きがありました。

 

 目の前でハイヒールを履いた女性が上っていきましたが,案の定彼氏の手助けなしでは下りられませんでした(確信犯だったかもしれないが・・・)。写真ではサイクリストが下りるのに苦労している姿が写っていました。

 

鈴鹿スカイライン

 鈴鹿スカイラインで武平峠を越えて帰路につきました。今日は風もなく穏やかで絶好のツーリング日和でしたが,峠はさすがに空気が冷たくてずいぶん冷えました。

 空気は澄んでいたので峠道から遠望する濃尾平野の景色はきれいでした。スッキリ透き通り,遠く名駅のツインタワーもはっきり見えました。

 

 解せぬことがひとつ,K 氏が参加してるのにどうしてこんなにいい天気?

「嵐を呼ぶ男」だったはずなのに・・・。

ひょっとしたら嵐を呼んでいたのはK 氏のバイクだったのか!

 ピカピカの新車での参加でした,K 氏は。 

 

 走行距離 217.5km,ミドルツーリングでした。