5/9(日)ビーナスライン

 今回のマスツーは7台の参加でした。チームのメンバーは逐次増え今や15名を数えるにもなり,今回の参加でも初対面のライダーが2人いました。

 

緊急事態宣言発令3日前

 3日前だからというのが免罪符です。非協力的なチームではないということをまずは断っておきます。県をまたいで長野は諏訪湖までやってきました。天候はちょっと怪しいけれど,この時点ではゆっくりくつろげました。

 

車山高原

 暗雲立ち込める高原道路。向かう先の霧ヶ峰方面には黒雲がにわかに広がっていました。雨雲レーダーは避難を示唆。協議の結果,いったん白樺湖に降りることにしました。

 車山高原と言えば思い出すのはT中学校の修学旅行です。元気な坊っちゃん,お嬢ちゃんがいっぱいいた学年で無事済むことはないだろうと予想された修学旅行でした。案の定,盗難事件発生でてんてこ舞いでした。ここへ来るたびにその時のことを思い出します。

 

白樺湖できのこ汁

 失礼ながらそれほど大した食材ではないと思いますが,こういう状況で食べると特別な味わいがします。どんな食材でも空腹ならば最高に美味しいし,その場の雰囲気にも美味しさは結構左右されます。高級食材は全国津々浦々星の数ほどありますが,”おいしい”のは食材ではないなとつくづく思います。

 

もう1回,きのこ汁

 ここのきのこ汁も美味しかった。白樺湖のきのこ汁より50円高かったけど,その分だけ美味しかったかと言うと意見が分かれるところでしょう。

 ただ,駐車スペースに入るまでの砂利道には閉口しました。一部だけでも舗装してあるのはライダーに寄り添っていると言えなくはないけれども・・・。

 

美ヶ原高原

 標高2,000mの高原はさすがに寒かった。しかも,雨上がりだったからか風が傍若無人に吹き荒れていました。体感温度は冬に近かったと思います。ただ,天空からの眺望は寒さをはるかに上回わる爽快感を味わわせてくれました。

 でも,Tシャツ2,500円,というのはどうなんでしょう。バイクの図柄が入ったTシャツだから,ライダーならだれもが食指を動かすでしょう。わたしも「ほしいな」と思ったけれど2,750円の正札を見てパスしました。

 

霧の駅

 霧の駅ではスッキリ晴れ,気持ちのよい青空に恵まれました。近くの丘からはグライダーが発着していました。こんな青空のなかグライダーで大空散策なんて言葉に出来ないほどすばらしいでしょう。ただ,ビルの屋上から下を覗き込むのすら心臓が踊ってしまうわたしには乗り越えられないハードルです。

 マツダロードスター軍団が並んで駐車していました。一度も乗ったことはありませんが,いいクルマだと思います。その美しいスタイルは何にも代えがたい。

 

南アルプスを望む

 ここはなぜ高い木がないのでしょうか。樹木が生え揃っていたらこの眺望はありません。

「だれかが切ってるのかなあ」

「まさか,こんなに広いのに」

 本当のところはよく分かりません。

 

駒ヶ根SA

 このチームのツーリングの帰りはたいていここに寄ります。おなじみの場所ですが今回だけは今までとは違っていました。

「このチームでここに明るいうちに来たのは初めてだよね」