1/9(日)尾張四観音&名古屋城,晴明神社

新春恒例になった尾張四観音めぐりです。これで3年連続初ツーが四観音になりました。

 恵方とは関係なく回る順番はいつも同じで,笠寺観音→荒子観音→甚目寺観音→龍泉寺観音です。自宅からいちばん近い笠寺に行って,時計回りで龍泉寺まで回ります。

 四観音は,徳川家康が名古屋城の築城に際し,城から見て鬼門の方角にある上記4寺を鎮護として定めたとされます。

 

前田利家誕生の地

 加賀百万石前田家の祖,前田利家の生誕地が荒子観音の近くにありました。案内板を偶然見つけたので寄ってみました。現在,神社になっている荒子城跡は利家の父,前田利春の居城といわれています。「前田利家生誕の地」というひどく目立つ赤い幟が立っていました。

 

名古屋城もどき

 名古屋城ではありません。龍泉寺の宝物館です。

 去年までは,いつも入り口が閉まっていて半分覗き込むだけだったのですが,今年は入館料100円を払って入ることができました。豪華な建物ですが,中は一室だけでした。名古屋城を模したに違いないと思うのですが,どうでしょうか。”金の鯱鉾”もちゃんと乗っています。

 

晴明神社

 名古屋晴明神社は,龍泉寺観音から名古屋城に向かうルート,バンテリンドームの近くにありました。かつて安倍晴明がこの地に移住したと伝わっているようです。政変により当地に流されたという説もあります。

 案内板に「名古屋で一番可愛い神社」とありました。その通りたいへん小さな神社です。でも,参拝する人は逆にたくさんいました。ちょっとしたパワースポットとして人気があるようです。開運グッズを販売する店舗も中にありました。この店もちっちゃかったのですが,開運グッズはたくさんありました。いろんな開運,よりどりみどりですが,あんなに”開運”があると効き目は大丈夫なのかと疑ってしまいます。

 

名古屋城

 こちらが本物の名古屋城。本家はさすがに入館料が”もどき”の5倍,500円でした。写真の忍者,人形のように見えますが,人間が扮していて観光案内もしてくれます。

 ただ,名古屋城の天守閣は耐震化修復中で入ることはできません。勇壮な姿を外から仰ぎ見てきました。

 

本丸御殿

 本丸御殿は,尾張藩主の住居および藩の政庁ですが,迎賓館として将軍滞在の居室としても重要だったようです。

「こんなに金ピカだったら,落ち着いて本を読んでられないよな」

 隣にいた大学生らしき若者の声が聞こえてきました。同感です。