12/10(土) 安祥寺,矢作川

 ふらっと散歩に出たら”仲間(CB1300BD)”といっしょになりました。

 この先で道に迷ってしまい,コンビニで止めたら”仲間”がいたので助けてもらいました。

 

仲間

「安祥城址に行きたいんですけど」

 丁寧に教えてくれました。こういうときの”仲間”は大変ありがたい。

しかし,

「はい,前のバイクゆっくり左に寄せて止まってください」

と,スピーカー越しに呼びかけてくるときは”仲間”であることを疑います。

 

安祥城址

 安祥城は安祥松平氏の拠点で織田家と争奪戦を繰りひろげたところです。織田信秀(信長の父)と松平広忠(家康の父)が3度にわたって戦いました。

 

安祥寺

 家康がまだ幼名竹千代だった頃です。現在は安祥寺というお寺がその名残をとどめています。

 

矢作川

 矢作川には,豊臣秀吉と蜂須賀小六正勝が出会った時のエピソードを表現した石像があります。

 奉公先を飛び出し,実家に帰ることもできずに岡崎の矢作橋で日吉丸(秀吉)が野宿していたところに,尾張北部で勢力を持っていた野武士で盗賊の統領・蜂須賀小六が通りがかり,日吉丸の頭を蹴飛ばした,といういきさつが伝わっています。それが豊臣秀吉の天下取りの第一歩だということになっているわけです。

 

おまけ

 この日,近所の寿司屋に止まっているトゥクトゥクを発見しました。車の行灯を見ると,屋号がそのまま表示されているので自家用だと思われます。