10/6(木) 続・西国33観音巡礼 20番〜24番

巡礼順は札所順ではなくて次のようになりました。

 第21番「穴太寺」亀岡市

 第24番「中山寺」宝塚市

 第23番「勝尾寺」箕面市

 第22番「総持寺」大阪市

 第20番「善峯寺」京都市

 

彼岸花とコスモス

 亀岡市スタートになったのは高校時代の級友に会うためです。せっかく行くならばと連絡をとり喫茶店で会うことにしました。8年ぶりの再会でした。

「前に会った時とずいぶん変わってたからわからなかったよ」とは友人の言,私もほぼ同じ印象でしたが友人には言いませんでした。

 

21番 菩提山穴太寺

 7時前に着いてしまったので,門が閉まっていました。開門は7時でした(四国のお寺は四六時中開放されています)。その上,納経は8時からです,と言われてびっくり,さらに30分以上待ちました。友人との待ち合わせの時間もあって少々焦りましたが,待ち合わせの喫茶店には間に合いました。

 

24番 紫雲山中山寺

 西国のお寺は大きな寺が多いけれどもここが今回は最も大きな,そして綺麗に整ったお寺でした。莫大な財が注ぎ込まれなければこんな建物を含めた空間は維持できません。その財は何が底力になって生み出されるのでしょうか。幾百万の人が犠牲になってきただろうか,そんなことに思いが及びます。

 

23番 勝尾寺

 ここも大きなお寺でした。

「ここら一帯はバイク駐車禁止です」と山門前で言われて往生しました。理由は定かではありませんが暴走族対策でしょうか。ここに至る県道43号線はワインディング走行を楽しみたいライダーにはうってつけの道です。マナーを守らない輩がかつて増殖したのかもしれません。

 勝ちダルマがいっぱいのお寺でした。

 

22番 總持寺

 ゴテゴテした豪華感がない,西国観音にしては珍しく質素なお寺でした。しかしそれは比較の問題で西国観音にしてはという尺度だからです。四国88ヶ所遍路のお寺に比べれば十分大きい。

 

20番 西山善峯寺

 ここも一山おれんち,というような大きなお寺でした。お寺に行くまでに長い山岳道路を登ります。山の中に巨大な寺院が存立しています。そんなところの巨大建造物を維持するだけでもたいへんだと思います。その資力はどこから出ているのでしょうか。

 

善峯寺からの眺望

 午前中は曇りで時々雨も降ってきたのですがこのときになって綺麗に晴れ,市街がくっきり見えました。

 

鈴鹿PA’

 PAに入る前に突然の雨に見舞われました。今回は亀岡でも激しい雨に遭遇しました。夏から秋にかけては天候が毎年不順です。加えて内陸部の山沿いの地域は降雨に関しては油断がなりません。

 休憩後は雨が止み,レインスーツを着用せずに済みました。

 

 本日の走行距離458.8kmでした。