8/27(日) 坂折棚田・杉原千畝記念館

 久しぶりにガッツリ走りました。下道だけで343.7kmの走行距離は今まででもあまりないと思います。

 国道153 → 飯田 →県道64 → 国道256 → 県道 → 坂折棚田 → 県道 → 人道の丘・杉原千畝記念館 → 丸山ダム → 八百津市街 → 県道83 → 多治見 → 瀬戸・長久手 →豊明 というルートでした。

 

稲武は秋の空

 鰯雲というか鱗雲というかその方面の知識は皆無ですが,秋の雰囲気たっぷりの雲海でした。朝方はずいぶん涼しくなり,ここに来るまでに寒くなって途中でウィンドブレーカーを羽織りました。

 

たどり着けなかった目的地

  とりあえずの”どんぐりの里”。ですが,このあと飯田方面へ向かったのは目的地が「極楽峠パノラマパーク」だったからです。南アルプスの眺望が素晴らしいと聞いていたので目指しました。でも,たどり着けませんでした。飯田山本から県道64号に入りそれらしき道をうろうろしましたが案内板すら見つかりませんでした。

 

椛の湖(はなのこ)

 やむなく予定変更,国道256で東濃に向かい,坂折棚田を目指しました。256号線沿いに椛の湖(はなのこ)という小さな湖がありました。空と湖と雲が鮮やかだったので写真に撮りました。256号は,飯田から南木曽までは快走路ですが,道の駅「きらり坂下」以西は広狭入り混じっていて走りやすい道とはいえません。椛の湖はその途中にあります。

 

”険道”408号

 たいへんな道でした。まさしく”険道”,急坂,急カーブのうえ狭小で小石や小枝で路面が汚れていました。とにかく転倒しないようにと慎重に運転しました。が,長い。果てのない上りが延々と続きました。エンストが怖いので必要以上にふかしながらの運転は心が折れそうになりました。国道477の琵琶湖以西もすごい道ですが,ここはそれ以上でした。

 ただ,同じ408号でも国道257から県道72までは快走路。ところが県道72から62に至る峠道は危険な山越えに一転します。ツーリングマップルに騙されました。 

 

坂折棚田

 棚田は代掻きのあと田植え前がいちばん美しい。鏡面が連なる様は何とも言えません。田植えが済むとイネが鏡面を濁してしまいます。しかし,稲穂が実るこの頃の黄色い絨毯も劣らず美しいと思いました。

 ただ,この美しい絨毯が見られるのは農家の皆さんの並々ならない努力があってこそです。草刈り一つとってもこんなに整美されている地区は珍しい。田んぼは人の手間が八十八もかかっています。 

 

笠置ダム

 国道418号線は,右岸の発電所から先が不通区間になっています。写真を見ればその山肌の険しさがわかります。この写真は尾根に駆け上がる県道412号から撮りました。

 

杉原千畝記念館

 八百津町の杉原千畝記念館へも行きました。ここへ向かうにも道を間違えてまた”険道”に入ってしまいました。この辺りの山道は,広くて快適な県道と危険な”険道”が入り混じっています。ツーリングマップルでは同じ一本道ですが,その違いは天国と地獄,まったく油断なりません。

 杉原千畝さんに関しては→<こちら>を参考。記念館でビデオを見ながらゆっくりしました。走り詰だったので体が休まり,気持ちも落ち着きました。

 

人道の丘公園

 杉原千畝さんとは,高校も大学も同じです。もちろん面識などありませんが,勝手に後輩になっています。母校の高校に<杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル >という施設があります。

 

丸山ダム

 丸山ダム一帯は改修工事中で近寄れませんでした。木曽川の水もほとんどなくて普段の景勝は見られませんでした。