8/31(木)竹島園地から本宮山へ

 8月の最終日,三河の山に走りに行きました。当初の計画は国道473号線を北上する予定でした。大好きな山道です。しかし,蒲郡から本宿に越える峠道が災害による不通で計画変更を余儀なくされました。

 このルートは1か月前に来た時も不通でした。ひょっとしたら修復不可能で廃道になるかもしれません。

 

竹島

 とりあえず竹島園地に行ってルートの再考です。竹島海岸は歩いて島に渡れそうなほど潮が引いていました。

 ちなみに国道23号線の蒲郡西IC〜蒲郡ICは,9/1から4か月間通行止めになるとの案内がありました。蒲郡バイパス延伸工事のためです。蒲郡ICが使用できる最後の日でした。

 蒲郡バイパスが完成すれば在住の豊明市から浜名湖まで信号ストップ無しで行けるようになります。

 

三河国分寺跡

 豊川回りでくらがり渓谷,本宮山スカイラインへ向かう計画にしました。県道31号,5号,337号,332号,334号と繋いで行きます。

 377号の途中で三河国分寺跡という案内を目にしたので寄ってみました。何もありませんでした。

 

第2東名下

 

 県道332号から第2東名の橋脚を仰ぎます。第2東名はアップダウンによる渋滞をを少なくするために高いところに建設されたと聞きます。山の上と空中を結んで走っていることがよく分かります。付近にもいくつか似たような景色があります。

 このあとは県道334号,県道37号と楽しい山道が続きます。山道がすぐ近くにあればいいのに,と思います。田舎に暮らしてみれば不便なことがたくさんあるとわかっていますが,行くまでと戻る時の熱地獄がなかったらさぞ快適だろうと欲をかいてしまいます。

 

本宮山の麓

  くらがり渓谷入り口から先の本宮山スカイラインへ至る県道37号はタイトな登り道です。でも木陰が涼しく快適ですし,ゆっくり走れば楽しいクネクネ道です。

 

県道37号線

 この道を広くしようとすれば木を切り倒して見通しのいい道を造るということになるでしょう。しかしそれではこの木陰がなくなってしまいます。狭いので速くは走れませんが,このまま残してもらいたい。

 

本宮山スカイライン

 本宮山スカイラインも樹林の中を走っていてほとんど眺望が効きません。ここが唯一下界を見下ろせる場所です。夏の終わりを告げるような雲群が出ていました。

 

本宮山山頂駐車場

 本宮山は山頂の標高が789mです。涼しい風が吹いていました。日陰でのんびり過ごしている人もいました。しかし,日差しは暑い。下界とほとんど変わりません。ただ,豊田市街の暑さとは決定的に違います。それは何だろう。

 アスファルトの照り返し,排気ガスの充満,そんなところでしょうか。排気ガスが充満した都会は温室にすっぽり包まれている。そんなふうに考えればその暑さが納得できるような気がします。

 ただ,地球全体が温室化しているわけではない。人間が密集しているほんの一部の地域だけです。山間部に行けばその違いがよく分かります。人間だけが自業自得の苦しみに足掻いているだけかもしれません。都会の温室から出て,山の中の道を走れば本当に気持ちがいい。

 

山頂駐車場で 

 セルフショットで撮ってみました。