2/24(土) めがね橋 ねじり橋,三岐鉄道

 ツーリングチームのメンバーは清水海鮮丼ツアーに出かけました。わたしは午前中に外せない用事があったので参加できませんでした。しかし,雨降り続きの貴重な晴れ間,我慢できず昼前からちょっとだけツーリングに出ました。向かったのは三重県の三岐鉄道のめがね橋ねじり橋です。

 

めがね橋

  めがね橋とねじり橋は三岐鉄道北勢線知る人ぞ知るメモリアルポイントです。ネットで知り地図で調べて向かいました。が,道に迷いました。有名観光地というわけではないので案内や誘導道路など皆無です。

 寒風吹き荒ぶなか待つこと30分,三岐鉄道のナローゲージ(軽便鉄道)がやってきました。

 

ナローゲージ

  ナローゲージ(特殊狭軌)鉄道は,昔,山間地のあちこちで活躍していた軽便鉄道がそれに当たるのだと思います。いま国内に残るナローゲージは3社4路線のみだそうです。三岐鉄道北勢線四日市あすなろう鉄道の内部線八王子線黒部峡谷鉄道本線です。そのうちこの三岐鉄道北勢線は日本最長のナローゲージ(特殊狭軌)鉄道とのことです。

 上りの3両列車が過ぎた後,間も無く下りの4両列車が来ました。近くの蘇原駅で列車交換をしたと思われます。

 

ねじり橋

 橋脚のアーチ部分がねじれたようにカットされているので「ねじり橋」というニックネームで親しまれています。この角度からはそのねじれ具合が分かりにくいのですが一幅の絵としては気に入っています。

 

阿下喜駅転車台

  「阿下喜」は”あげき”と読みます。北勢線の終点阿下喜駅には転車台がありました。昔,製材所に木材を運び込むために活躍していた転車台で,埋もれていた転車台が復元されたものです。現在は折り返し運転が可能なので,転車台は実際には使用されていません。展示物として再建されたものです。

 

近畿日本鉄道モニ226

 鉄道にはまったく無案内な私ですからその歴史的価値は分かりません。ただ,黄色の列車と並んだ臙脂色の旧車を可愛らしく思いました。

 

多賀大社

 太陽が出てくると暖かい。今日も太陽のおかげでこの時季には稀な快適ツーリングになりました。三岐鉄道の後は,帰りついでに多賀大社に寄りました。わたしは信心も祈願もないので境内をひと通り散策しただけです。いろんな神様が祀られています。日本は八百万の神の国ですからどこに行っても神様だらけです。

 

木曽三川公園タワー

 長良川の右岸です。ここから堤防道路を南下します。

 

長良川河口堰

  対岸に見えるのが長良川河口堰です左端の橋は伊勢大橋,国道1号線に架かる橋です。木曽三川公園から長良川右岸を桑名まで南下し,国道23号線で帰りました。