武平峠越えと鞍掛峠越えは鈴鹿山脈を越える4ルート内のふたつです。そのふたつの峠でワインディングライドを楽しんできました。まずは鈴鹿スカイラインで武平トンネルを越えて滋賀・日野町へ。復路は多賀町から鞍掛トンネルを越えて三重・いなべ市に戻りました。久しぶりの本格的峠道は気分よく走行できました。
かもしか橋
鈴鹿スカイラインから湯の山温泉への連絡路になるかもしか橋を初めて通りました。橋を渡り終えたすぐのところにロープウェイステーションがあり,ゴンドラ2機とコラボショットしました。
そのあとここから奥へと湯の山温泉もぐるっと回ってみました。古色蒼然とした佇まいがいい雰囲気を醸し出しています。いかんせん道が狭隘急坂でリッターバイクでの参戦は途中で断念を余儀なくさせられました。
武平トンネル
”峠越えツーリング”のつもりですが正確に言えば峠まで行っていません。ここ武平峠も,このあと行った鞍掛峠も峠手前にトンネルが掘削されていてそこを通過します。したがって峠まではいかないということです。
もう10年近く前ですが,ここ鈴鹿スカイラインには苦い思い出があります。このトンネルの手前,展望駐車場で立ちゴケしまし,運悪くクラッチレバーを追ってしまいました。これから楽しもうと思った時だけに悔しくて,後悔先に立たずの諺が頭を駆け巡りました。ツーリングは中止,折れたままのクラッチレバーを駆使して直帰しました。
165,000km
道の駅「あいとうマーガレットステーション」の少し手前の国道307号線を北上中にODOメーターが半キリ番に達しました。17万キロまであと5,000km,いまのペースで行くと年内は無理でしょう。以前は早朝から夜半まで走っても平気でしたが,最近は遅く出て早く帰るが習いになってしまいました。
近江牛うどん
「あいとうマーガレットステーション」で”近江牛うどん”を食べました。牛どんではなくて牛うどんです。当地グルメの記念にと期待せずに注文しましたが思いのほか美味しくいただけました。ただ,近江牛だから美味しいのか,牛肉ならばなべて美味しいのかその判断がつきかねました。
十兵衛屋敷
どこの十兵衛だと窺いながら行って分かったのは明智 十兵衛光秀でした。
明智光秀の出自略歴は謎が多い。とくに生い立ちのころはほとんど資料がないようです。土岐出身など,いろんな憶測がありますが,近江出自もその一つでここ佐目地区もその一つのようです。「佐目十兵衛会」というのがあってその伝承を守り伝えているそうです。
鞍掛トンネル
鈴鹿山脈を越えるルートは北から次の4本があります。
① 鞍掛トンネル越え(国道306号)
② 石榑トンネル越え(国道421号)
③ 武平トンネル越え(国道477号)
④ 鈴鹿峠越え(国道1号)
ワインディングロードとして最も楽しめるのが①の鞍掛ルートです。③の武平ルートも楽しめますが段差緩衝帯が玉に瑕です。②の石榑ルートはトンネルが貫通してしまい峠越えができなくなりました。それまでは”峠の酷道”と一世を風靡していました。残念ですが便利にもなりました。
交通事故ふたつ
ここ長良・揖斐川に到着する前に交通事故にふたつ出会しました。
ひとつは国道477号線(鈴鹿スカイライン)を西進,安川ダムの手前の河畔道路で転倒したバイクを見ました。救急車とパトカーがいたので事故直後だったようです。ライダーの安否は分かりません。
もうひとつは,多度大社近くの県道でワンボックスカーが民家に激突していました。民家,車両とも損傷が激しく作動したエアバッっ句がその事故の大きさを物語っていました。
ぼる・ドール
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