7/3(水)茶臼山,売木峠,平谷峠

 茶臼山高原道路を駆け上がり,売木峠を経て白樺道路で下山した後もうひとつ平谷峠の峠越えを楽しみました。

 

茶臼山高原道路

 茶臼山高原道路は無料になっても比較的道路整備が行き届いていて走りやすい道です。麓の道の駅「アグリステーションなぐら」から一気に千メートル越えの高原に駆け上がります。愛知県唯一の避暑地です。

標高1,224m

 標高1200m超の茶臼山は涼しさ満点でした(12時半の時点で24℃)。おそらく下界,名古屋の気温は37度前後になっていると思われます。ここは別天地です。

 

茶臼湖

 いつ来ても茶臼湖は満水です。不思議だなあと思っています。山頂の狭小地にどうして水が溜まるのか,即座に流れ落ちてしまいそうなのにここが枯渇しているところを見たことがありません。茶臼山山頂には矢筈池などいくつかの水源がありますがどこも豊水を保っています。わたしに撮ってのこの謎は未だ解明されていません。

 

南アルプス方面

 ここは気に入って撮影スポットです。冬に来れば雪を被った南アルプス連山が見られます。夏場にくっきりした景色に出会うことは少ないのですが下界と違った空気を満喫できます。

 

矢筈池

 山頂レストハウスに隣接した池です。ここも渇水したところを見たことがありません。山頂なのに水が豊か,茶臼湖と同様の茶臼山の不思議がここにもあります。

 

平谷峠へ

 平谷峠は標高1,162mここから200mほど先,売木村と平谷村の境界になります。標高が千メートルも越えれば暑さとは無関係でいられます。

 

道の駅「信州平谷」

 下山しても木々に囲まれた山間部は都会の暑苦しさはありません。快適な峠ツーリングができました。この道の駅ではツバメが出迎えてくれました。自宅の車庫でもツバメが子育てをしていて巣立ちが間近になっています。ツバメを見ると真愛,心配,応援などいろんな心情が沸き起こってきます。

 

国道418号

 

 

 

 

「ところどころ狭い。通行注意」という案内がありました。しかし,この国道418号のキャッチは「ところどころ広い」でなくてはならないと思いました。 

 そのあとは明智方面に北上し,国道363,県道11号を乗り継いで豊田市まで戻りました。

 快適だったのは豊田市街に入るまでです。市街に入ると空気が一転しました。湿気と熱気が体にもわっとまとわりつきました。標高の違いもさることながら木々の有無が大きく作用しているように感じます。アスファルトとコンクリートが溜め込む熱気は数値以上のものがあるかもしれません。